配偶者の浮気で離婚を考えている！後悔しない離婚の進め方とは？

配偶者の浮気が原因で離婚を考える場合には、一時の感情だけで判断せず離婚後の生活を見据えることが重要です。また慰謝料などの金銭面や親権などについて検討する必要もあります。

本記事では、離婚を後悔しないために知っておきたいチェックポイントを詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

浮気をされたら即離婚した方が良いのか？

配偶者が浮気をした場合には、浮気をされた側は大きなショックを受けるでしょう。これまで築いてきた信頼関係も崩れ、感情的な言葉を放つこともあります。顔も見たくないと言って、すぐにでも離婚したいと思うかも知れません。

しかし、あまりにも急いで離婚をすると後悔してしまう可能性があります。生活面や子どもへの影響もあるため、離婚を決める前にしっかりと考えておくことが大切です。そのため浮気の事実が発覚したら、まずは冷静になって、後悔のない選択ができるように落ち着きましょう。

浮気が発覚しても、すぐに離婚を決断すると後悔してしまうケースがあります。具体的には、以下のような場面が挙げられます。

配偶者への愛情から離婚を後悔するケースが見られます。そのタイミングは、離婚直後や数年経過してからなど幅があります。

相手への愛情があるからこそ、浮気の事実を知ると大きなショックを感じます。しかし浮気が発覚して一時の感情だけ離婚してしまうと、復縁も難しくなってしまいます。そのため、一度冷静になって許せるかどうか考えてみましょう。

子どもが18歳になるまでは、離婚時に父母のどちらかが親権を持ちます。親権は離婚届に記入する必要があり、日本では共同での親権は認められていません。

子どもが14歳になるまでは、親権者を決めるのは親とされています。年齢が小さいほど母親が親権を持つケースが多いですが、母親が浮気をしていたり怒りに任せて子どもを置いたまま家を飛び出したりしてしまったりすると、親権の獲得が難しくなるでしょう。

浮気された/した側が家を飛び出したまま話し合いもせず、離婚届を送り付けて離婚が成立してしまうと、金銭面の話し合いができなくなってしまいます。具体的には慰謝料・養育費・財産分与などが該当し、これらの重要事項が放置されてしまいます。

浮気による離婚の場合、慰謝料の相場は数十万円から数百万円と言われています。しかし、慰謝料を請求するには証拠の提示が必要です。そのため浮気が発覚した場合でも証拠を集めておいて、いざというときに提示ができれば、有利な条件での離婚が可能となるでしょう。

養育費や財産分与(基本的には結婚期間中に築いた資産を折半)については、離婚時に話し合いで決めるのが最善策です。早く離婚したいからと言って安易な条件で合意してしまうと、条件を変更するのは大変困難です。また離婚を急ぐ側が条件を譲歩する傾向も強くなるため、時間をかけてしっかりと話し合いましょう。

急いで離婚をしてしまうと、子どもに悪影響が及ぶ可能性が高まってしまいます。生活環境が急激に変わり、精神的に大きなダメージを受けることが懸念されます。

大人が思っているよりも、子どもは親の行動をしっかりと観察しているものです。特に物事の分別がつく年齢になれば、子どもに対して自分たちの離婚について説明することが求められます。

配偶者の浮気が原因で離婚を考える場合でも、すぐに離婚すべきではありません。その前に本章でご紹介する行動を実行すれば、離婚すべきかどうか見つめ直せるのでしょう。

別居して冷却期間を設けると、冷静に話し合いができる可能性が高まります。また離婚を前提としている場合でも、離婚後の生活基盤を構築する準備ができるメリットがあります。

ただし、DV被害などの理由がない限り、相手の同意を得ずに別居すると違法行為に該当してしまう可能性がありますので注意しましょう。

離婚について一人で悩んでも、不安になってしまいがちでどうしたら良いのか分からなくなってしまうでしょう。そのため、心の内を話せる相手に相談することをおすすめします。身内や友人に話しづらい場合には、カウンセラーに相談しましょう。

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